デジイチで写真を撮る上で最も重要な要素が3つあります。
- 絞り値(F値)
- シャッタースピード
- ISO感度
です。
これらは普通のデジカメではあまりいじれませんが、デジタル一眼レフカメラなら自在に操ることができます。
1.絞り値(F値)とは
絞りは写真のぼかし具合のことです。
絞り値は、F値ともいいます。(以降 F値 として説明します。)
F値は、レンズごとに最小値が決まっており、数値が小さいほど「ボケ」が強く出ます。
レンズの名前をよく見るとFから始まるものがあります。
『Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8G』
このレンズはF値がF1.8なので、よくボケます。
単焦点レンズというのは絞り値をが小さい特徴があり、ものすごくボカすことができます。
一方で、同じレンズでF値を大きくして撮ることは自由にできるので、全体をくっきり写すこともできます。
一般的に、F値が小さいレンズは金額も高い傾向にあります。
2.シャッタースピードとは
シャッタースピードは、その名の通りシャッターのスピードです。
シャッタースピードが早いと動いている物の一瞬を取ることができ、
逆にシャッタースピードが遅いと普段目にすることができない流れているように取ることができます。
水の流れや動物を撮影するときによく使います。
シャッタースピードが早い場合
シャッタースピードが遅い場合
星空を撮るときもシャッタースピードを長くしてこういう写真も撮れます。
これら絞り値とシャッタースピードは自分が撮りたいように撮るための設定です。
ISO感度とは
ISO感度とは
ISO感度は、写真フィルムの規格であり、あるフィルムがどの程度弱い光まで記録できるかを示す。
高感度になるほど数値が大きくなり、感光度が増すため、暗い場面や高速の被写体をより速いシャッタースピードで撮影することができる。ただし、一般にはフィルムの粒子がより粗くなるため、画質を求める場合には低感度のフィルムが使用されることが多い。
wikipediaより
ISO感度を上げると、暗いところでも撮れる。しかし、ノイズが増えて画質が下がる。
ISO感度を下げると、ノイズが減り画質が上がる。しかし、ながくシャッターを切らなければならないので手ブレしやすい。
暗くて手ブレしてしまう時に、裏ワザ的にISO感度を上げて撮ってしまえ!というものです。
こんなに暗い場面でも、デジイチならISO感度を高くしてノイズを取り除いて綺麗に撮れます。
まとめ
絞り値とシャッタースピードで自分の撮りたいように設定する。
周囲が暗かったり手ブレしてしまうようならISO感度を上げる。
まずはこの基本3つを覚えていれば撮りたい写真が撮れるようになります。