レンズのカビにはご用心!
「え~レンズにカビが生えるの?」と思った方も多いのでは?。レンズにはカビが生えるのです。
では、レンズにカビが生えるとどうなるかというと、レンズの解像度が落ち、画像がぼやけたような感じになります。最悪はレンズ(コンパクトデジカメ)が使用不可能になることもありますので注意が必要です。もちろん修理可能ですが、1万円は覚悟して下さい。
カビを生やさないためには、どうすればいい?
A.高温多湿の場所には置かない、できれば防湿庫があると便利!
まず、もっとも大切なことは、湿度の高い場所に長時間放置しないことです。
これは、カビの好む環境を考えればすぐに解ると思いますが、レンズのカビも湿度が高いところを好みます。したがって湿度が低く風通しが良いところにレンズ(コンパクトデジカメ)を保管しておけば、まず大丈夫です(理想的な湿度は40パーセント前後とされています)。
また、乾燥剤を交換する必要がないものもあり、電気代も非常に安いので、すごく重宝します。もちろん湿度の下がりすぎもなく安心です(湿度の下がりすぎは、レンズに使用されているグリスが乾燥するなど、かえって悪影響をおよぼすことになりかねません)。
乾燥剤を使う時には、ちょっと注意が必要
他にも、気密性の高い容器に乾燥剤を入れて保管するのも一案です。
初めてデジイチを買った時にはまずドライボックスを購入して保管することをおすすめします。
そのとき、以下の2点に注意して下さい。
- 乾燥剤には寿命がある
適当な時期に乾燥剤を取り替える必要があります。これを怠ると、かえってカビが生えやすい環境になってしまいます。
- 湿度の下がりすぎに注意
レンズやカメラを痛める原因になりますので、湿度を40パーセント前後に管理する必要があります。
ちなみに、塩分は錆の原因になりますので、海辺での撮影後は、必ずカメラのボディーやレンズの清掃を行なって下さい。レンズやカメラを大切に扱うことで、きっと機材も長持ちしてくれることでしょう。