デジイチなどで写真のことを勉強するときにまず出会うのが「絞り」についてです。シャッタースピードと同じくらい重要で、自分の思い通りの写真を撮影するために絞りと被写体深度について勉強しましょう。

絞りとは・・・写真のぼかし具合のこと

カメラはレンズ内の羽を広げたり狭めたりして光量を調整しています。
この羽を広げたり狭めたり調整するのが「絞り」です。
絞りを変化させることで被写界深度ピントの合う深さ、つまりボケ具合)も変化します。
絞りは通常「F値」や「絞り値」などと表現し、「F5.6」というように表します。

試しにF値を変えて撮影した写真を見てみます。ピントは前の方に立っているダンボー(ダンボールのフィギュア)にあわせてあります。ダンボール型で可愛いです笑
くっきり写っている部分と、ぼけている部分に注目してみてください。

↓F5.6で撮影。

ダンボー 絞り値_F5.6

【F5.6】前方のダンボール型フィギュア、ダンボーにピントを合わせています。

↓F11で撮影。

ダンボー 絞り値_F11

【F11】前方のダンボール型フィギュア、ダンボーにピントを合わせています。

↓F22で撮影。

ダンボー 絞り値_F22

【F22】前方のダンボール型フィギュア、ダンボーにピントを合わせています。

1枚目(F5.6)の写真ではダンボー以外の背景はぼやけているのに対し、2枚目(F11)、3枚目(F22)とF値が大きくなるにつれて全体にピントが合い、後方にいるプーチン(ウサギのキャラクター)や壁紙もはっきりり見えているのがわかると思います。

F値を変えるとシャッタースピードも変わってきます。
絞り値が大きいと全体にピントが合いますが、光量を絞るので適正露出になるまでに時間がかかります。

また、レンズの焦点距離が同じ場合、同じ絞り値でも被写体に近づくほどボケる範囲が広くなり、 逆に被写体から離れるほど全体がくっきり写ります。
同じように、同じ絞り値でも焦点距離が長くなるほど(望遠側になるほど)ボケる範囲が広くなり、焦点距離が短くなるほど(広角側になるほど)全体がくっきり写ります。

ぼかすには

F値→小さく

被写体との距離→近く

焦点距離→長く(ズームして撮る)

絞りを有効活用する

「背景のぼけ」をうまく活用すれば良い写真に見せられます。

この2枚の写真はF値がF1.8なので、よくボケています。

50mm F1.8 First Shots © by Noize Photography

Is There a Kitty Heaven? © by Mikko Luntiala

一方で、F値を大きくして絞り込むことで奥行きのある全体がくっきり綺麗な写真を撮ることができます。

GO © by charlesstarrett

まとめ

  • 絞り値を小さくする(絞りを開く) → 被写界深度は浅くなる(ぼかした写真)
  • 絞り値を大きくする(絞りを絞る) → 被写界深度は深くなる(全体がくっきりした写真)
  • 絞り値が大きい = シャッタースピードが遅くなる → 手ブレに注意

※絞りを大きくしすぎると回折現象が起こる原因となります。

他の基本知識については、
●絞り、シャッタースピード、ISO感度に関する全体的な説明をしている
写真を撮る時に大事な3つ

●シャッタースピードの説明をしている
シャッタースピードとは?

を参照してみてください。

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